低い鼻を高くする「隆鼻術」は美容整形の歴史と共に歩んで来た美容整形の定番です。
ただこの隆鼻術は歴史が古いだけに過去には様々なトラブルも起こして来ました。
鼻を高くする為には基本的には鼻に何か詰め物をしなければいけませんが、昔はなかなか良い充填材が無かったのですね。
今では信じられない事ですが鼻を高くする為に象牙を充填材に使っていた時代もあったそうです。
当然自然の鼻と比べて外観上に違和感があります。
又、ちょっとした衝撃でも充填材が鼻の中でずれて、鼻が曲がってしまうなどというトラブルもありました。
しかしその後新しい技術や新しい人工軟骨が開発され、現在ではその様な話は昔の笑い話になっています。
現在行われている鼻を高くする術式には「プロテーゼ」を使う方法と、鼻に「ヒアルロン酸」という薬剤を注入する方法があります。
プロテーゼはシリコンという素材で作られた人工軟骨で、個人の鼻の形に合わせてドクターが調整したものを鼻の穴の中を少しメスで切開したところから挿入します。
プロテーゼは時間が経つと鼻の骨に定着しますので、よほど強い衝撃を与えない限りずれる事はありません。
ただプロテーゼを挿入する場合は鼻の穴の中を数ミリ程度切り開きますので、個人差はありますが術後に3~7日程度腫れが残ります。
「切るのはどうも」という方には注射器でヒアルロン酸を鼻に注入するだけで鼻を高くするプチ整形があります。
施術に要する時間は10分程度で注射するだけですから術後の腫れなども無く、翌日から普通にメイクしてお仕事や学校に行く事が出来ます。
ただヒアルロン酸というのは元々私達の体内で合成されている物質ですので、個人差はありますが1~1.5年程度で体内に吸収されてしまいます。
従って、プチ整形による隆鼻術は人工軟骨を使った本格的な隆鼻術の様に持続性はありません。
1度高くなった鼻を元に戻す事はなかなか出来ませんので、プチ整形をした場合は効果が消える頃になると施術を繰返す事になりますね。
鼻の美容整形には隆鼻術の他に「だんご鼻」や「わし鼻」、鼻の穴が大きいいわゆる「ブタ鼻」の手術などがあります。
美容整形のミニ知識は、美容外科について解説しています。
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